あなたは普段、結婚して仕事を辞めたいなと思うことはありますか?
もしくは、今のきつい職場を辞めたいから結婚したいと思ったことはありますか?
もし、あなたが結婚と退職や転職をセットにすることがあるのなら、「ぶっちゃけ、結婚すれば、なんとかなるよね」という人は多いのではないでしょうか。
また、「なんとなく今の暮らしを続けるのに疲れて、結婚したら安心して辞められると思ってしまうんですよね」という方もあるのではないでしょうか?
もし、そうだとしたら、危険です!
なぜなら、今、独身男性の9割以上が、
専業主婦になりたい女性との結婚は避けたい
出産で一時的に仕事を休んでも、ずっと働かないのは困る
と考えているからです。
こんにちは。村田弘子です。

今回は、婚活中の女性のために、独身男性がどれだけ切実に女性の専業主婦願望を好まないか、その現実を
婚活カウンセラーの現場からお伝えする記事を書くことにしました。
この現実の深刻さを知らずに婚活して、うまくいかない、結婚しても離婚だとならないように、あらかじめ情報として知っていただくことは、婚活が早く終了するための大事なポイントになります。
それではまいります。
目次
男性が定年まで共働きを好む現実
結婚相談所でお見合いをする男性の90%以上が今、「結婚しても女性には今の会社を辞めないで働いてほしい」と希望しています。もっとはっきりと、専業主婦になりたい人とは結婚を考えられない、定年まで正規で働いてほしいと希望する男性も多いです。
残りの10%の人はどうなのかというと、外で働くことを禁止するというより、やめて僕の仕事を手伝ってくれるならそれでもいいし、外で働きたいならそれでもいいし、好きでいいよというパターン。あるいは、70代男性で、もう先がないから、なるべく一緒にいてほしいというパターンのみになります。
僕の仕事を手伝ってというケースは、医師、弁護士、会計士、税理士、一部の経営者ですが、それはそれで夫が上司なので、好きなことも言えず、別のストレスもあります。同僚はいませんので孤独もあります。法外な給料をもらえるかというと、税金を正しく納めようと考える堅実な男性なら、今のお勤めの月収より低くなることも大いに考えられます。
専業主婦希望者の婚活がうまくいかない理由は?
では、なぜここまで男性が専業主婦希望の女性を結婚相手の候補から外したがるのでしょうか?
理由としては次のようなものが上がっています。
1.外で働く緊張感のある人のほうが、いつまでも女性として魅力的
2.専業主婦になると世界が狭くなるので、話題が合わなくなり、夫婦関係が危うくなりそう
3.子育て中は仕方ないけれども、人生100年分のお金を一人で二人分蓄えるのはもう無理
4.家事なら自分もするし、もはやなぜ結婚したら女性を養わなくてはいけないか、意味がわからない
5.家事は協力するので、経済的にも協力してくれると助かる
6.晩婚及び高齢出産で、不妊治療代や子供の教育費の捻出が一人の稼ぎではほぼ厳しい
これらの意見は、年収400万未満の男性ではなく、むしろ1000万プレーヤーたちの意見として、発言されることに興味が惹かれます。
ここまで男女平等になった社会では、女性は男性より稼ぐ可能性はあっても、もはや守るべきものではないようです。男性の方は、お互いに働いて自立したうえで、パートナーとして支え合いながら楽しむことを結婚後のイメージとして持っているようです。
ここを女性が読み間違うと、3か月交際した後に、断られることが続いてしまうので要注意です。
交際している女性が二人いたとすると、私の見てきた限り、かなりの可能性で収入の高い女性の方に男性は結婚を決めていっています。男女平等は女性に嬉しいことばかりではないのです。
やっぱり仕事を辞めなければよかった!専業主婦になってから後悔する例
よく聞く結婚前後の話として、今の会社で定年まで働くと言って結婚し、子どもが生まれたら可愛くて出社する気になれない、やめてもいいかと夫に相談するケースがあります。
子育ては立派な仕事なので、男性もそういわれるとしかたないかなと折れる場合が多いのですが・・
ここで女性にも注意してほしい点があります。
それは、ママ友ができて子どものお稽古や受験塾の話になったとき、高額な子どもの教育費を、共働き家庭と同額捻出できるかという点です。
子どもにかけようとすると、幼稚園入園まででもお稽古代で10万かかるなどということもあり、加えて送り迎えの費用、付き添う母親のしたく、など考えると収入はあればあるだけ、子どもに満足な教育ができるということに気づきます。
赤ちゃんと一緒にいたいから、子どもに十分なお世話をしてあげたい、と理想の子育てのために会社をやめたのに、いっしょにいるだけで、それ以上の付加価値を付けてあげられない場面も出てくるということを、ちゃんとわかって離職すべきなのです。
ご実家が見かねて経済援助をしてくれるかもしれませんが、それもどちらの家庭がどこまで支援するということから、夫婦仲が難しくなることもたくさん見てきました。たかが会社を辞める、と考えがちですが、仕事をしないことと夫婦仲は多いに関係が深いので、結婚前からよく考える方が賢明と言えるでしょう。
それでも結婚して専業主婦になりたい場合
それでも、私はずっと専業主婦になりたかった。専業主婦こそ憧れの職業ですという方は、このような方にお見合いの申し込みをされるといいと思います。
・年齢差は一回り以上年上もOKにする
・家業のある人
・親と同居の人
・海外駐在もしくは外国人
海外駐在日本人男性や海外で暮らす外国人男性との結婚をお考えの場合は、しあわせ相談倶楽部にお問い合わせください。
まとめ
男性は今、半々に収入を稼ぐ女性を理想の結婚相手と捉えるようになりました。女性の方が高収入のカップルも増えてきています。昭和時代の男性は稼ぐ、女性が家庭を守るという考えは、少子化の波とともに消えたと言っても過言ではありません。
さらに、ただ働くだけではなく、うまく運用できるお金のリテラシーのある女性であれば、男性はとても嬉しい、その女性を好きになると、ある出版社の編集長がおっしゃったことが、耳に残っております。
そうであれば、お相手を探している段階から、お金の知識を増やすことは、より良い相手との結婚の近道になりますね。
お金を危ない目に合わずにコツコツ増やしたいけど、少しは賢く多く貯めるしくみを作りたい方、今の自分と相手の給料を合算すると、実際にどの程度の暮らしができるかをシュミレーションしてみたい方、こちらの相談デスクにお問い合わせください。